いろんな業務を抱え込んでいて、自分は仕事ができないって思っている方はいませんか?
果たして本当にそうでしょうか?
私自身、社会人になったばかりの頃は多くの業務をこなす人が仕事ができる人だと思っていました。
でも実際仕事をしてみると、自分は一度に多くの業務をこなすよりも、一つ一つのことにしっかり時間をとって取り組む方が集中しやすく作業効率も良いと感じています。
今回の記事では、そんな私と同じようにじっくり時間をかけて作業したい方におすすめな仕事の進め方について紹介していきたいと思います。
マルチタスクが苦手な人におすすめな仕事の進め方
では、マルチタスクが苦手な人におすすめしたい仕事の進め方について解説していきます。
まず、大切なことは次の3つです。
仕事の優先順位を決める
まず、最も大切なことですが、自分が抱えている仕事の優先順位を決めましょう。
あなたは自分の抱えている仕事の優先順位を
同率1位のもの3個、同率2位のもの4個
としていませんか?
もちろんできるだけ早くやるにこしたことはないですが、1つの物事にじっくり取り組みたいあなたにとって、このような順位付けは仕事への集中力をそぐ原因となってしまいます。
なので次のような順位付けをしてみてください。
1位○○の仕事、2位△△の仕事、同率3位に5個の仕事(ただし、すべて雑用扱い)
このように2位(あるいは3位)までに優先すべき仕事内容を1個ずつ挙げていき、それ以外は全て雑用枠に入れてください。
やってみると意外と優先順位の高い仕事は少ないということに気づくと思います。
そしてこのように順位付けすることで、あなたが本当にやるべき仕事が明確になります。
今まで、仕事の優先順位について強く意識してこなかったのであれば、ぜひ、あした職場に行ったらやってみてくださいね。
1日のやるべきことを1つまたは2つに絞る
ほとんどの仕事は1日で全て終了するということはあまりないと思います。
なので、優先順位付けした仕事をさらに細かく分解し、その日にやるべきことを1つや2つに絞りましょう。
例えば、
- 午前:○○に関するデータの整理(優先順位2位の仕事の一部)
- 午後:会議の資料作成(優先順位1位の仕事の一部)
といった感じです。
仕事の難易度や集中のしやすい時間帯などは人によって異なるので自分にあった時間の使い方で取り組んでみてください。
締め切りさえ間に合えば、時間の使い方は自由です。
なので、無理して多くの仕事を1日で進める必要はありません。
1日に必ずやるべきことは1つや2つに絞って、じっくり取り組んでみてくださいね。
1日の終わりにあなたが決めた今日やるべきことができていれば、Good Job ! です
雑用はメモに残して後でまとめてやる
1日にやることを1つや2つに絞っても、現実はなかなかそれだけに集中させてくれるような環境ではありませんよね。
- 急な電話
- 急なミーティング
- 上司からの雑務依頼(消耗品の注文、ファイル整理、過去のデータ検索etc)
など様々なことがあなたの仕事を邪魔してくると思います。
そんな時は、雑用はメモに残して、あなたが決めた今日やるべきことに継続して取り組んでください。
そうすることで、あなたがやりたい仕事に集中して取り組むことができるからです
もちろんミーティングやトラブル対応などは仕方ありませんが、それ以外の雑用は全て後回しにしましょう。
では、後回しにした雑用はいったいいつやればいいのかと思いますが、次のような時間帯にまとめて片付けてしまいましょう。
上記はあくまで私が行っている例ですが、もしこれ以外で自分はこの時間があったらいいというのであればその時間帯でも構いません。
雑用なので、一つ一つに時間をかけるのではなく、長くても全部合わせて1時間以内に終わらせるのがポイントです。
あなたが力をいれてじっくり取り組むべきことは優先順位1位や2位の仕事に関係する業務です。
なのでそれ以外の業務はメモにのこして、まとめて片付けるようにしましょう。
まとめ
今回の記事では私も実践している
マルチタスクが苦手な人におすすめの仕事の進め方について以下の3つのことを解説してきました。
- 仕事の優先順位を決める
- 1日にやるべきことを1つや2つに絞る
- 雑用はメモに残して後でまとめてやる
重要なのは、自分が取り組むべき仕事に力を入れるためにはどうするべきかを考えることです。
マルチタスクが苦手と悩んでいる方はぜひ行ってみて、自分が集中しやすい仕事の取り組み方を手に入れてくださいね。